感性を養う

読書。自分の好みだとどうしても偏りがちになるけど、
友人から薦められたりして読む本や音楽は私の中に新しい風を入れてくれる。
読む読まないも本人の意思なので、結局は、自分が好きだから読んだのかもしれないけれど...

森下典子さんの本、
『日日是好日 お茶が教えてくれた15のしあわせ』
『好日日記 季節のように生きる』を読み、
すぐにネットフリックスで映画も見た。
最近、友だちが貸してくれた『青嵐の庭にすわる「日日是好日」物語』も一気に読んだ。
これは映画撮影の時のことが書かれていて、横浜出身の私は知っている地名が出てきて、
そんなに近くで撮影されていたのかとワクワクした。

お茶の静かな世界。季節を感じる。
深くて素敵な私の知らない世界があった。
著者の森下さんがお茶の世界から感じ取って、それを言葉に変えて表現した本。
それはお茶を習っているだれもができることではなく彼女だからこその表現方法。
見る、触れる、聞く、香りをかぐ、味わう、あらゆる感覚を使って表現されている。
お茶の世界で豊かな感性を養ってこられたのだなぁと感じた。

私の表現方法は絵。もっと豊かに絵で表現する感性磨きのために
今よりすこし丁寧に季節や物事を感じることに意識を向けてみよう。

そうそう、本の中にでてきた「道」という映画を見てみたい。
樹木希林がかっこよかった!もっと知りたいと思った。
一冊の本がいろいろ教えてくれた。
良い本を紹介してくれた友達に感謝。